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しいたけ
旬:3月、4月、5月、9月、10月、11月
- ビタミンB1: 0.13mg(1.1mg)
- ビタミンB2: 0.2mg(1.2mg)
- ビタミンD: 0.4μg(5.5μg)
- ナイアシン: 3.1mg(12mg)
- 食物繊維: 4.2g(18g)
- 糖質:1.5g
※カッコ内は成人女性1日の推奨量
目次
品種
春と秋に、なら、栗、しい、くぬぎなどの広葉樹の枯幹や切り株にはえる、香り高い東洋特産のきのこで、しめじたけ科に属しています。
「マッシュルーム」「ふくろたけ」と並んで世界三大栽培きのこの一つといわれています。
ほだ木による人工栽培が盛んで、全国的に量産され、一年中市場に出回っています。
乾燥した干ししいたけは香港、アメリカなどに輸出もされています。
栄養素
干ししいたけの芳香は、硫黄化合物のレンチオニンによるもので、出汁の主体はグアニル酸によるといわれいます。
低カロリーな食材で、栄養価の高さに比して、カロリーは100gあたり19kcalとダイエット食として非常に優秀です。
食物繊維が豊富で、日光に当てるとビタミンDに変化するえるごすてーるという成分が含まれています。
また、抗がん剤にも使用されるレンチナン、抗ウイルス性物質のβグルカン、老化防止に期待されている旨味成分グアニル酸やグルタミン酸など、非常に多くの機能性成分が含まれています。
効用
食物繊維には腸の働きを整えたり、糖質の吸収を緩やかにして、コレステロールを排泄するなど生活習慣病予防に役立つ働きを備えています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるほか、骨の代謝にもかかわってくる非常に大切な栄養素です。
・ダイエット
・骨粗しょう症予防
・コレステロールの上昇抑制
選び方
カサがあまり開かず、肉厚なものがおいしいといわれています。かさの裏は白く、まるくて、薄く幕を張ったようなものが新鮮です。縁が内側に巻き込んでいて、軸が太いものを選ぶとGood。
乾燥シイタケはかさの裏が黄色っぽく、表はしわが少なくてつやがあるものを選びましょう。
保存方法
袋やパックに入ったものはそのまま冷蔵庫で保存できますが、風味が損なわれるので、早めに食べるようにしましょう。
冷凍により香りの成分が増えるので、うまみが増して味がよくなります。軸を取ってからペーパータオルで包み、ポリ袋に入れるようにしましょう。
調理と食べ合わせのコツ
生しいたけは炭火焼き、鉄板焼き、干ししいたけは煮物に向いています。
干ししいたけをもどすとき、ぬるま湯を使うと早く戻りますが、熱い湯では風味が飛んでしまいます。
戻し汁に出汁が出るので汚れを落としてから戻します。
おすすめの組み合わせ
使う前に天日干しをすれば、エルゴステロールがビタミンDに変化します。カルシウム豊富なチーズと組み合わせることで、カルシウムの吸収率を高めます。
チーズと同じく、ビタミンDがカルシウムの吸収を助けます。
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。