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「麩は食物繊維とタンパク質が豊富」
「栄養があって、ダイエットに最適」
お味噌汁やすき焼きのお供として有名なお麩ですが、実際体の健康への影響はどのようなものなのでしょうか?
今回は、お麩の栄養素とその効果についてまとめました。それではさっそく見ていきましょう!
・お麩にはグルテンが入っている
・グルテンフリーのお麩も販売されている
・食物繊維はそれほど多くない
お麩のカロリー
お麩のカロリーは、100gで生麩で163kcal、焼き麩で385kcal。
一見焼き麩の方が高カロリーにも見えますが、これは乾燥状態のものであるため、水に戻すと体積は3倍異常にも増えます。
お麩のカロリーは控えめな方なのでダイエットにも最適です。
お麩に含まれる栄養素
お麩に含まれるのは、小麦粉のグルテンとナトリウム、カリウムなどのミネラルです。
ナトリウム:ナトリウムはカリウムとともに体内の水分バランスを維持しており、筋肉の収縮、神経の情報伝達、栄養素の吸収に深くかかわっている。
麩菓子などにすると糖質が多くなるので注意が必要です。
糖質:どんな栄養素より素早くエネルギーを作ることができる。余った分は脂肪に変わって肝臓や脂肪細胞に蓄えられてしまうので注意。
グルテンは体に悪い?
グルテンとは、「グルテニン」と「グリアジン」というタンパク質が水の中で結びついてできています。
グルテンが体に悪影響と言われる理由は、その粘り気のせいで消化しにくく、腸に張り付いて腸内環境を悪くすると言われているためです。
悪影響の一つにセリアック病があり、グルテンを異物と判断した体の細胞が、腸を攻撃するという病気があります。
このような病気は欧米を中心に起こっていますが、摂りすぎなければ過度に気にするものでもありません。
お麩も摂りすぎない限り、栄養面での問題はない食品と言えるでしょう。
小麦には食欲を増進する効果がありますが、グルテンをきちんと消化できていないと、肥満の原因になるタンパク質「サイトカイン」が細胞から分泌されるために脂肪を溜め込みやすくなったり、むくみやすくなる原因になると言われています。
グルテンによるセリアック病は、アレルギー症状としても知られています。
グルテンアレルギーがあるかどうかは病院の検査などでわかりますが、不安な方はグルテンフリーのお麩を食べることを推奨します。
お麩はグルテンが含まれていますが、そのグルテンも適量であれば問題ありません。むしろ、お麩はタンパク質が豊富で食物繊維も僅かながらに入っているので、ダイエットに最適な食材とも言えます。
お味噌汁の具材などとして役立つ食材ですので、適量を心がけて摂取するようにしましょう。
お麩にたんぱく質は含まれている?
お麩に含まれるタンパク質は、100gあたり生麩は12.7g、焼き麩は28.5g。卵の12.4gと比較してもかなり高いので、タンパク質を摂取したい方に最適な食材といえます。
お麩の健康的な効果
お麩のグルテンにはマイナスイメージも多いですが、お麩にはプラスの役割もしっかりとあります。
ここでは、お麩のプラスに働く健康作用について詳しく見ていきましょう。
お麩のグルテンには、血中コレステロールを減らす働きがあることから、血液の流れを促進し、新陳代謝を高める働きもあります。
お麩にはペチンという成分も配合されており、糖質の代謝を高める作用があることから、食べたものを脂肪に変えるのを防いでくれます。
お麩を食べる際に気をつけるべきポイント
お麩を食べる際に気にするべきポイントを解説します。
グルテンアレルギーのある方は、グルテンフリーのお麩が販売されてますので、それを購入するようにしましょう。
栄養価が気になる方は、全粒粉のお麩を選ぶと、タンパク質と食物繊維がより効率的に摂取することができるのでおすすめです。
おすすめのお麩
体にもいい大容量パックです。軽いながら密度が濃く、プルンとした触感に仕上がります。
お麩は体に悪い?まとめ
お麩はタンパク質が豊富で、栄養価の高い食材です。少しの量で満足感があるのでダイエットに最適。
商品を選べばグルテンフリーのものがあるので、自分にあったお麩を選んで食べるようにしましょう。
・お麩にはグルテンが入っている
・グルテンフリーのお麩も販売されている
・食物繊維はそれほど多くない
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。