麦ご飯は体に悪い？太る？ダイエット効果と栄養素についてチェック！

「麦ごはんは太る？ダイエットの効果は？」

「麦ごはんの栄養素とその影響を知りたい」

白米より栄養価が高く、独特な触感で有名な麦ごはん。

その栄養価とダイエットへの効果は実際にはどのようなものなのでしょうか？

今回は、麦ごはんと健康への影響、デメリット・メリットを紹介します。

麦ご飯のカロリーは？

麦ごはんのカロリーは100gあたり159kcalです。

白米のカロリーは168kcalですので、麦ごはんの方がややカロリーが低いことが分かります。

ちなみに、玄米ご飯は165kcalほどです。

麦ご飯の栄養素は？

麦ごはんは白米に麦を混ぜたご飯ですが、麦にはタンパク質・ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富に含まれています。

また、食物繊維は白米100gと比較すると19倍含まれているといわれており、便通改善にも有効的です。

大麦の水溶性食物繊維βグルカンは、健康をサポートする成分として注目を集めています。

麦ご飯は体に悪い？2つのデメリット

麦を食べることのメリットデメリットを紹介します。

おなかが張りやすい・ガスが出やすい

麦は食物繊維が多いため、便秘解消にも最適ですが、排便効果が促進されるのでおなかが張りやすかったり、ガスが出やすいという原因にもなります。

便秘や下痢になることも

食物繊維の摂りすぎで腸への影響が出てきた場合は、便秘や下痢といった症状が出る場合もあります。

麦ご飯のデメリットを解消するためには？

麦ごはんのデメリットは、その食物繊維の多さが原因となっています。

その原因を解消するためにも、白米の量を少し多めにすることをお勧めします。

炒飯やカレーなどに用いるのであれば、最大5割程度を白米にすると、比較的おいしく栄養の取りやすい麦ごはんに仕上がるかと思います。

麦ご飯は体にいい？3つのメリット

麦ごはんの食べ過ぎはデメリットになりますが、適度な量を心がければ、非常にメリットの多い食材です。

次は、麦ごはんが体に与える良い影響について解説します。

腹持ちがいい

麦ごはんの中に含まれるβグルカンには、食べたものをゼリー状に包んで位から腸にゆっくり移動させる効果があるため、消化吸収に時間がかかり、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

肥満防止には食後の血糖値を急上昇させないことが肝心なので、非常にダイエット効果に優れた食材とも言えます。

腸内環境を整える効果がある

βグルカンには血中コレステロールを低減させてくれる作用があります。

このほか、腸内細菌のエサになることで腸内環境を整え、腸の働きをよくしてくれることが実際の研究からもわかっています。

麦ごはんを食べることで排便量が増え、便秘改善にも絶大な効果を発揮します。

美肌効果も

麦ごはんを食べると血糖値が上がりにくくなることで有名ですが、この効果は肥満防止だけでなく肌の糖化予防にも役立っています。

糖化とは、摂取した糖分が体の中で退社で仕切れずにあまり、コラーゲンなどのたんぱく質と結びついて老化してしまう現象です。

麦ごはんには目の下のクマを予防する鉄分も豊富で、肌のきめを整えるビタミンも含まれているので、美肌効果にも最適な食材といえるでしょう。

麦ご飯は体に悪い？まとめ

今回は体に良い影響が多い麦ごはんについて解説しました。

麦ごはんは食物繊維やビタミンが豊富であり、その栄養素から快便や美肌効果に最適な食材です。

一方で摂りすぎると下痢や便秘の要因にもなりますので、適度な量を心がけて摂取するようにしましょう。