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「梅干しは体に悪い?」
「摂りすぎの塩分や安全性が心配」
おにぎりの素材として有名な梅干し。
健康に良さそうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
今回は梅干しの栄養素と安全性について解説します。
栄養価に優れた梅干しを食べて、健康的に過ごしましょう!
・梅干しのカロリーは3.3kcal
・塩分量は1.8g
・ダイエットや疲労回復効果あり
・塩分量と空腹時に注意
・効果的なのは夜食べること
梅干しのカロリー
梅干しのカロリーは100g当たり33kcal。
一粒を10gとすると、そのカロリーは3.3kcalなので、ほとんどカロリーはありません。
糖質量は0.7gなので、糖質も少ない食材と言えるでしょう。
一方で塩分量は多く、1粒1.8gほどとなっています。
梅干しの成分・栄養素
ミネラルや有機酸、ポリフェノールなどの機能性成分が含まれる栄養豊富な食品です。
鉄分、ナトリウムのほかに、クエン酸、バニリンなどが多く含まれています。
梅干しは体にいい?4つのメリット
梅干しは体にいいと評判ですが、実際にそうなのでしょうか?
ここでは梅干しを食べることのメリットを4点紹介します。
梅干しは、植物性乳酸菌がたくさん含まれています。
植物性乳酸菌は腸内環境を健康に保つために必要な善玉菌のエサになるので、腸内環境の改善につながると言われています。
ほかにもカテキン酸という悪玉菌を少なくするアミノ酸も梅干しには含まれているため、相乗効果的に整腸効果が期待されます。
梅には、肥満に関係すると言われる酵素「αグルコシダーゼ」を抑制する作用があると言われています。
ほかにも、クエン酸とバニリン、ムメフラールという成分によって、脂肪燃焼効果もあります。
脂肪細胞に直接働きかけることで、ダイエット効果が期待できるでしょう。
梅干しには、クエン酸とリンゴ酸という筋肉にたまった乳酸菌を分解する役割を担うアミノ酸が豊富に含まれています。
筋肉に乳酸菌が溜まって疲労現象は起こるため、梅干しを食することによって乳酸菌を分解することは、疲労回復にもつながるのです。
梅干しに含まれるピクリン酸には、肝臓を活性化させる性質があります。
二日酔いの改善や、二日酔いに弱った胃腸や下痢などの症状に効果が期待できます。
二日酔いには梅干しだね!
梅干しは体に悪い?2つのデメリット
ここまで梅干しのメリットを4つ紹介してきました。では、梅干しを食べることのデメリットはあるのでしょうか?
デメリットを2点紹介していきます。
梅干しの塩分は一粒を1.8gほど。
梅干しによってこの塩分量は異なりますが、梅干しの種類によっては20%ほども塩分が含まれている場合があるので、注意が必要です。
塩分を取りすぎると、高血圧による動脈硬化や心筋梗塞などの病気の原因にもなります。
梅干しの食べ過ぎには注意が必要だね!
梅干しは酸や塩分が非常に強い食材です。
長い間空腹の場合、その刺激で胃に負担がかかる場合があります。
その場合にはお茶を先に飲んだり、蜂蜜が含まれた優しいものを食べるようにしましょう。
梅干しの効率的な食べ方は?
梅干しは塩分のことを考え、1日1〜2個を食べるようにしましょう。
また、梅干しを食べるなら「夜」がおすすめです!
夜はカルシウムの吸収率が高まるので、夕食に食べることでよりカルシウムの吸収を促すことができます。
一方で梅干しを夜に食べるのは難しいですよね。
そんな方におすすめなのが、梅干しを入れてご飯を炊くことです。
梅干しが炊き上がったら崩すことで、ご飯全体にクエン酸が行き渡り、防腐効果も期待できます。
梅干しは体に悪い?まとめ
今回は梅干しは体に悪いのか?について解説しました。
梅干しにはクエン酸のほかに様々なミネラルが含まれており、疲労回復やダイエット効果、アルコールの分解などに効果があります。
一方で塩分量が多いので、1日の摂取量に注意が必要です。
バランスの良い食事を心がけて、健康的な生活を送りましょう!
・梅干しのカロリーは3.3kcal
・塩分量は1.8g
・ダイエットや疲労回復効果あり
・塩分量と空腹時に注意
・効果的なのは夜食べること
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。