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鉱水は体に悪い?
硬水や軟水との違いは何?
水の中でも特にミネラルを含んでいる「鉱水」。
どの家庭でも飲む機会があるものですがはたして体にとって良いと言えるのでしょうか?
今回は鉱水の安全性と健康への影響を解説していきます。
体に良いものを飲んで、健康的に過ごそう!
・鉱水とは水の種類で、ポンプで地下水を汲み出したもの
・鉱水のなかで硬水・軟水に分かれる
・硬水はミネラルが豊富で、便秘予防に最適
・一方で硬水を取りすぎると下痢の原因に
・軟水は水分補給や料理に最適
・一方でミネラルが少なく、水道水の腐食性を高める結果に
・効果的に水を飲むのであれば、入浴前後がおすすめ
鉱水とは
鉱水とは、ポンプなどで取り出した地下水の内、水に溶け込んでいるミネラルを含んだ水のことを指します。
鉱水と硬水はどちらも「こうすい」と呼びますが、それぞれ指しているものが異なります。
鉱水は水そのものの種類による分類なのに対し、硬水・軟水は水の「硬度」による分類の一つです。
硬度とは、水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量でWHOが定める基準では、硬度120mg以上が硬水、120未満が軟水とされています。
硬水は重く苦味が感じる一方で、軟水はまろやかでさっぱりとしているなど味の違いも存在します。
鉱水の栄養素・成分
鉱水の中でも特に硬水はミネラル分が多く、カルシウムとマグネシウムが豊富に含まれています。
水に含まれる栄養素は他に、ナトリウム、カリウムが挙げられ、これらの栄養素は健康的な生活を送るための体内の働きを補助し、体を形成する原料ともなっています。
鉱水は体にいい?4つのメリット
鉱水は広く家庭で飲まれているものですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
次に鉱水のメリットを4つ紹介します。
硬水に含まれているミネラルは腸の水分量を調整する事で快便効果が期待できます。また、ミネラルの一種であるマグネシウムは下剤に含まれている効用でもあり、便通の改善が期待できます。
先述した硬水の快便効果は、整腸効果も期待できるため、老廃物質を体外に排出し、ニキビ予防としても効果的です。
体の悪い物質が溜まり、外に出されることでニキビができるので、そうした悪い物質を除去する効果は美肌効果としても役立ちます。
軟水はミネラルを多く含んでいるわけではありませんが、一方として純粋に水分補給として最適な飲み物です。
ミネラルの多い栄養素を気にすることなく、水分を摂取できるので、赤ちゃんから飲むことができ、細胞の活性化に繋げることができます。
ミネラルなどの味がない分、料理に使いやすいのは軟水です。
軟水は素材の味を生かしたいスープなどに用いると、水の味が食材を邪魔することなく料理することができます。
鉱水は体に悪い?4つのデメリット
ここまで鉱水のメリットを解説してきました。
では、一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
次に鉱水のデメリットを4つ解説します。
硬水に含まれるマグネシウムは摂りすぎるとお腹の調子を緩くし、下痢を引き起こす可能性があります。
少量であれば成長効果が期待できますが、多量に摂取することで下痢や軟便といった排便トラブルを起こすので注意が必要です。
ミネラルが豊富に含まれている硬水は、ミネラルがある分水特有の味がします。
そのため、料理に使用する際、スープなどは特に硬水特有の味がするので注意が必要になってきます。
水分だけを料理に用いたいときは、硬水・軟水の違いに注意したいですね。
硬水では鋼の表面に成分が付着することで防食性の皮膜を形成し、腐食性を低くする作用があります。
一方で、軟水にはそうした防食性皮膜を形成する作用がないため、腐食性が高くなります。
筋肉と反応してサビを形成しやすいため、そうした水道水のサビにも注意が必要になるのが軟水の弱点です。
先述した通り、硬水と比較して軟水に含まれるミネラル分は少ないです。
ミネラルに含まれる栄養素を摂ることを考えた場合は、軟水でなく、硬水を選択した方が良いでしょう。
おすすめの鉱水
やや甘さがあり、清涼感のある味わいが特徴の天然水です。
硬度が比較的柔らかく、すっとした水の味わいが特徴です。
コントレックスは硬度の高いヨーロッパの水の中でもカルシウムとマグネシウムの量が多く、超硬水に分類されます。
豊かな自然に恵まれた天然のミネラル成分が多くで、カルシウムを手軽に摂取できることで有名です。
効果的な鉱水を飲むタイミング
鉱水を飲むタイミングは基本的にミネラルウォーターと同じですが、特におすすめしたいのが「入職前後」です。
入浴前後は体内の温度が上昇し、水分が汗となって体の外に排出されるため脱水症状に陥りやすいです。
そのため、お風呂に入る前と後にコップ1杯の水を取り、体内の水分量を適切に保つことをお勧めします。
鉱水に関するみんなの意見
鉱水は体に悪い?まとめ
今回は鉱水は体に悪いのか?について解説しました。
鉱水は水にミネラルが溶け込んでいる水のことを指し、地下水からポンプなどで取り出したものです。
鉱水の中の、硬水・軟水それぞれに特徴があり、硬水はミネラルが豊富である一方、下痢になりやすいというデメリットもあります。
また軟水は料理に使いやすいが、ミネラルがあまり含まれていません。
それぞれの水をシーンに応じて使い分け、料理・飲料として活用していきたいですね!
・鉱水とは水の種類で、ポンプで地下水を汲み出したもの
・鉱水のなかで硬水・軟水に分かれる
・硬水はミネラルが豊富で、便秘予防に最適
・一方で硬水を取りすぎると下痢の原因に
・軟水は水分補給や料理に最適
・一方でミネラルが少なく、水道水の腐食性を高める結果に
・効果的に水を飲むのであれば、入浴前後がおすすめ
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。