記事内にプロモーションを含む場合があります。
いちごは体に悪い?
美容効果って本当にあるの?
フルーツの代名詞とも言っていいほど人気のあるいちご。
赤い彩りが綺麗でケーキなどの装飾にもよく用いられますが、果たして健康にとって良いものなのでしょうか?
今回はいちごの安全性と健康への影響を解説します。
それでは見ていきましょう!
いちごのカロリー
いちごのカロリーは31kcal/100g。
糖質は7.1g/100gで、水分が豊富に含まれています。
そこまでカロリーは高くありませんが、練乳などをかける場合にはカロリーが増えるので食べ方には注意が必要です。
いちごの栄養・成分
いちごには様々な栄養素が含まれています。
具体的には、キシリトール、食物繊維、カリウム、ポリフェノール、カルシウム・マグネシウムが代表的です。
いちごの赤い色はアントシアニンというポリフェノールの一種です。
アントシアニンの含有量は品種によって様々で、色が濃いものに多く含まれています。
いちごは体にいい?4つのメリット
フルーツの代名詞とも言えるいちごですが、果たして体にとって良いものなのでしょうか?
次にいちごのメリットを4つ紹介します。
いちごの赤みであるアントシアニンは、
アミノ酸は筋肉痛の軽減には強い抗酸化作用があり、目や体の老化防止に欠かせない栄養素です。
抗酸化とは、活性酸素を除去することで体を酸化から守ることで、加齢に伴う老眼、白内障などの眼病や視力低下などに効果を発揮します。
血流を促進して目の毛細体筋をほぐす役割もあるので、眼精疲労にも最適です。
いちごに含まれているビタミンCは「抗酸化ビタミン」としても有名です。
アントシアニンと同じく抗酸化の作用があるビタミンで、老化やがん、生活習慣病の予防として効果的です。
メラニンの生成を抑える効果もあるため、シミ、そばかすの予防にも役立ちます。
葉酸はビタミンB群の水溶性のビタミンであり、赤血球を作るので「造血のビタミン」とも呼ばれます。
DNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促すことで細胞の再生・生産に効果を発揮します。
胎児が健康的に育つために必要な要素ですので、妊娠されている方は積極的に摂りたい栄養素です。
いちごには虫歯予防に最適な栄養素であるキシリトールが100gあたり350mgも含まれています。
ビタミンCを同時に摂取することで歯槽膿漏や歯茎の炎症などにも効果的であるため、口内を衛生的にする効果が期待できます。
いちごは体に悪い?3つのデメリット
ここまでいちごのメリットについて解説してきました。
では一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
次にいちごのデメリットを解説します。
カリウムは摂りすぎた場合でも大部分が尿中に排出されますが、腎不全などで腎機能が低下すると、うまくカリウムが出て行かずに高カリウム血症になります。
高カリウム血症になると、四肢の痺れや心電図以上などの症状が出る場合があります。
虫歯予防に効果的なキシリトールですが、こちらも摂りすぎると健康的に悪影響になります。
過剰摂取すると腹痛を引き起こし、便が緩くなって下痢などになる可能性があります。
また、妊娠中の方や授乳中の方が大量に摂取することの安全性は確認されていないので注意が必要です。
美肌に効果的なビタミンCですが、摂りすぎると肌荒れの原因にもなります。
健康な人であれば重篤な症状は出ませんが、下痢、便秘、腹痛といった症状が出る可能性はあります。
こうした腸内環境の悪化から肌荒れが起こることは十分にありうるので注意しましょう。
いちごの適切な1日の摂取量は?
厚生労働省によると、ビタミンCの1日の摂取量は100mgとされています。
いちご100gに62mgのビタミンCが入っているので、1日の約半分が摂取することが可能となります。
おおきさにもよりますが、大体「6〜7粒」ほどを目安に食べると良いでしょう。
冷凍いちごの栄養は?
野菜や果物のビタミンCに関しては、冷凍のものの方が生のものより比較的高いことがわかっています。
新鮮なものを冷凍することによって、採りたての栄養素をそのまま保存することができるため、冷凍いちごを食べるのもおすすめです。
いちごのおすすめの食べ方
いちごのビタミンCは熱を加えることで、逃げる性質があります。
そのため栄養素を逃さず食べるために生で食べることをお勧めします。
練乳をかける他に、シンプルに砂糖をかけたりすると美味しく食べれますよ。
いちごに関するみんなの意見
いちごは体に悪い?まとめ
今回はいちごは体に悪いのか?についてまとめました。
いちごのアントシアニンは眼精疲労に効果的で、ビタミンCの抗酸化作用も期待できます。
一方で摂りすぎは腹痛や下痢などを引き起こし、肌荒れの原因にもなります。
適量を心がけて、食べるようにしましょう!
・いちごのカロリーは31kcal/100g
・アントシアニンの眼精疲労に効果的
・ビタミンCの抗酸化作用
・キシリトールは虫歯予防にも
・摂りすぎは下痢や便秘を引き起こし、肌荒れの原因にも
・1日6〜7粒を目安に
・冷凍いちごの栄養素は高い
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。