フラワーペーストは体に悪い?太る?添加物の危険性をチェック

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フラワーペーストって体に悪い?

添加物が入っているって本当?

パンやお菓子に使用されている「フラワーペースト」。

商品として入っている機会が多いですが、最近では「フラワーペーストが体に悪い」という声が上がっています。

では実際にフラワーペーストは体に悪いものなのでしょうか?

今回はフラワーペーストに含まれる成分とそれが人に与える影響について解説していきます。

コノハ
コノハ

それでは見ていきましょう!

結論

・フラワーペーストのカロリーは319kcal/100g

・ビタミンB1は糖の代謝を促進する

・牛乳は骨や歯を形成し、イライラを緩和する

・チョコレートは血行促進効果も

・脂質が多く、太りやすい

・添加物の悪いイメージがある

・小麦アレルギーが出る可能性も

フラワーペーストとは

フラワーペーストとは、「小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、果肉、果汁、 いも類、豆類又は野菜類を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌 してペースト状とし、パン又は菓子に充てん又は塗布して食用に供するもの」を意味します。

フラワーは花を意味するのでなく、小麦粉の英訳「flour」から来ています。

参考:フラワーペーストは花じゃない?

フラワーペーストのカロリー

フラワーペーストのカロリーは319kcal/100gです。

小麦粉やでんぷんを主成分とするため、カロリーは高くなっています。

パンなどに入っていることが多いフラワーペーストですが、これ単体として食べるということは少ないでしょう。

フラワーペーストの栄養素・成分

フラワーペーストに含まれる栄養素は、炭水化物、タンパク質のほか、脂質や食塩が含まれています。

使用する小麦粉によっては、ビタミンB1や食物繊維も含まれているケースもあります。

フラワーペーストによっては食品添加物が含まれる可能性もあります。

フラワーペーストは体にいい?3つのメリット

パンなどに含まれているケースが多いフラワーペーストですが、果たして体に良いと言えるのでしょうか?

次にフラワーペーストのメリットを3つ紹介します。

糖質の代謝に必要なビタミンB1

フラワーペーストの原材料である小麦粉にはビタミンB1が含まれています。

ビタミンB1は糖質の代謝を促す効果があります。

脳や神経系の情報伝達に役立ち、疲労回復としても効果的です。

脳の栄養不足はイライラや集中力を低下させるので、積極的にと摂りたい栄養素でもあります。

カスタードフラワーペーストの場合は牛乳も入っている

カスタードフラワーペーストの場合、小麦粉だけでなく牛乳、卵といった素材も使用されています。

カルシウムは骨や歯の形成に役立つだけでなく、脳の興奮を抑える働きがあるので、イライラ防止にも効果的です。

卵のタンパク質は代謝の向上や満腹感を与える効果もあるので、わずかではありますがダイエット効果も期待できます。

チョコレートは血行を良くする

チョコレートフラワーペーストの場合は、チョコレートの血行促進や抗酸化作用も期待できます。

血行が良くなることで基礎代謝が向上するので、冷え性の改善や疲労回復、老廃物の排出などにも効果的です。

フラワーペーストは体に悪い?4つのデメリット

ここまでフラワーペーストのメリットについて解説しました。

では一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?

次にフラワーペーストのデメリットを4つ紹介します。

脂質が多く、太りやすい

フラワーペーストはカロリーが高く、脂質も含まれています。

脂質は体温の保持、内臓の保護などの効果がありますが、過剰に摂取すると余分な脂質が体内に蓄えられ、脂肪となり太る可能性もあります。

カロリーも同じく基礎代謝や運動した分以外は体に蓄えられやすいので注意が必要です。

糖類は血糖値が上昇しやすい

フラワーペーストに含まれる糖類は、血糖値を上昇させる効果もあります。

でんぷんなどの多糖類は、繋がった糖を細かく切らないと消化できないため、時間がかかり、血糖値を上げにくいですが、糖類は消化の必要がないため血糖値が上がりやすいのです。

添加物が含まれていることも

フラワーペーストには添加物が使用されていることも多いです。

主な添加物にソルビン酸、グリシン、クエン酸があります。

ゾルビン酸は抗菌の働きがあります。発がん性などのチェックも通過しており、特に問題がある添加物ではありません。

グリシンは日持ち向上の効果があります。一方で食品が褐変しやすい、焦げやすいなどのデメリットがあります。

クエン酸はphを調整し、食品の保存性を高める効果があります。毒性は確認されておらず、特に問題はありません。

上記の添加物は決して危険なものではないですが、「添加物」という言葉に悪いイメージを持つ人が多いのは事実です。

これらのことからフラワーペーストは「体に悪い」と言われているのかもしれません。

コノハ
コノハ

実際はこれらの添加物の身体への影響はほぼないとされているよ!

小麦アレルギーが出る可能性も

フラワーペーストには小麦粉が含まれているため、小麦アレルギーの危険性もあります。

小麦アレルギーは症状として、蕁麻疹、痒みなどの皮膚症状から下痢や腹痛といった胃痛の症状、重度の場合は呼吸困難に陥ります。

アレルギーがある方は原材料でフラワーペーストが使用されているかをしっかり確認しましょう。

フラワーペーストに関するみんなの意見

おすすめのフラワーペースト

もしお菓子作りなどでフラワーペーストを使用したい場合におすすめの商品を紹介します。

田中食品 フラワーペースト

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「レアチーズ」「チョコレート」などの種類がある業務用のフラワーペーストです。

コクのあるペーストで菓子パンやデニッシュによく合います。

茜丸本舗 フラワーペースト

ベーカリー店、和菓子店、洋菓子店、たいやき店、大判焼店、などからの注文も多いフラワーペーストです。

会社としてはあんこ作りをしています。

フラワーペーストは体に悪い?まとめ

今回はフラワーペーストの定義や栄養素・成分、カロリー、メリットとデメリットについて解説しました。

カロリーは高く、ビタミンB1、タンパク質、脂質、食塩、炭水化物などの栄養素を含み、食品添加物が含まれる可能性があります。

フラワーペーストには、ビタミンB1による糖質代謝促進、カスタードフラワーペーストの場合にはカルシウム、タンパク質による代謝向上や満腹感の増進、チョコレートフラワーペーストの場合には血行促進や抗酸化作用といったメリットがある一方、カロリーが高く、加工食品であるため食品添加物によるデメリットもあるとされています。

コノハ
コノハ

食べ過ぎなければ、カロリーや添加物もそこまで気にならないので、適切な量を心がけて食べるようにしましょう。

結論

・フラワーペーストのカロリーは319kcal/100g

・ビタミンB1は糖の代謝を促進する

・牛乳は骨や歯を形成し、イライラを緩和する

・チョコレートは血行促進効果も

・脂質が多く、太りやすい

・添加物の悪いイメージがある

・小麦アレルギーが出る可能性も