うなぎの頭は食べられる?栄養素と調理方法を解説します

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うなぎの頭って食べれるの?

栄養素や調理方法を知りたい!

日本では、うなぎは夏の風物詩として、様々な料理に使われます。

しかし、うなぎの頭については、あまり知られていないことが多いかもしれません。実は、うなぎの頭には栄養が豊富に含まれており、食べることができます。

本記事では、うなぎの頭に含まれる栄養素や、美味しく食べるための調理方法について詳しく紹介します。

コノハ
コノハ

この記事は珍しいものを食べることが大好きなコノハが紹介します。

結論

・うなぎの頭(半助)は食べることができる

・カルシウムが豊富で骨や歯を丈夫にする

・タンパク質は代謝をアップさせる

・ビタミンB1・2は疲労回復や健康維持の効果も

・食べる際は骨が口内や喉に刺さらないように注意が必要

・うなぎの頭は出汁や兜焼きにしてもおいしく食べれる

うなぎの頭は食べられる?

結論から述べると、うなぎの頭は「食べられます」。

関西ではお頭付きのうなぎが販売されることが多く、そのうなぎの頭のことを「半助(はんすけ)」といってお酒のつまみやお鍋の出汁とりとして活用することも多いです。

このうなぎの頭は、兜焼きにして串焼きのつまみにしたり、半助豆腐・半助鍋焼きうどんなどとして提供されることも多いです。

※レシピなどについては後述します。

うなぎの頭を食べることの5つのメリット

日本の伝統的な料理としても活用されるうなぎ。夏の季節に欠かせない食材の一つですが、うなぎの頭の栄養素などについてはあまり知られていません。

実は、うなぎの頭は身以上に栄養が豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えるとされています。

次に、うなぎの頭を食べることによる5つのメリットを解説します。

カルシウムは骨や歯を強化する

うなぎの頭に含まれるカルシウムは、骨や歯を形成する栄養素として知られています。

それ以外にも、ごく一部はカルシウムイオンとして血液や神経内にあり、血液の凝固を促して出血を予防するほか、筋肉の興奮を抑える作用もあります。

ほかにもカルシウムは脳の興奮を抑えるので、集中力の向上やイライラ防止などストレス面での効果も期待できます。

参考:カルシウム | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

タンパク質は代謝をUPする

うなぎの頭にはタンパク質も豊富に含まれています。

タンパク質は消化する過程で分泌されるコレシストキニンやGLP1などのホルモンがあり、これらには食欲を抑制する効果も期待できます。

また、食事をエネルギーに変換する働きからも、脂肪燃焼や基礎代謝向上などの効用もあります。

参考:朝にタンパク質を摂るメリット。効果的な摂取方法も。 – 鈴廣 魚肉たんぱく研究所 )

ビタミンB1は疲労効果がある

うなぎを含める魚の頭に含まれるビタミンB1は、水溶性のビタミンで、糖質を代謝するのに必須の栄養素です。

ビタミンB1が十分であれば、糖質を効率よくエネルギーに変換するため、活動性が生まれ、疲労物質がたまりにくくなり、疲労回復効果も期待できます。

コノハ
コノハ

特に運動後の疲れや、乳酸などがたまったときに採りたい栄養素ですね

参考:ビタミンB1|栄養素カレッジ|大塚製薬 (otsuka.co.jp)

ビタミンB2は粘膜系の健康維持に効果的

同じくうなぎの頭に含まれるビタミンB2は、水溶性ビタミンで、糖質・脂質・タンパク質の代謝などに大きく作用します。

特に脂質の代謝を助けるので、皮膚や粘膜・髪・爪といったターンオーバーの多い細胞の再生に役立ちます。

発育のビタミン」とも呼ばれているので、育ち盛りの子どもが積極的に摂取したいビタミンでもあります。

うなぎの頭を食べる際の注意点

栄養素が豊富で、積極的に摂取したい「うなぎの頭」ですが、食べる際に注意しなければならないことがあります。

次に、うなぎの頭を食べる際の注意点について解説します。

骨が口内に刺さることも

うなぎの頭は骨も多く、食べる際に口内や喉に突き刺さることも少なくありません。

調理方法によっては固いまま食べることもあると思いますが、小さなお子様の場合に食べづらさを感じると思うので、出来る限り柔らかくする調理方法をおすすめします。

基本的に人体に悪影響はない

うなぎの頭を食べる習慣がない方は多いと思いますが、栄養素も豊富ですし、基本的に人体に有害な成分は入っていません。

うなぎの頭を残すのが勿体ないと感じるのであれば、積極的に調理して有効活用することをお勧めします。

うなぎの頭の調理法は?

うなぎの頭の栄養素や食べる際の注意点については解説しました。

では、どのような調理方法でうなぎの頭を食べることができるのでしょうか?

次に、うなぎの頭を使用した調理方法について解説します。

骨せんべい

レシピ:うなぎの骨せんべい by kitchen剛 【クックパッド】 

うなぎの頭や骨を使用したカルシウムたっぷりの骨せんべいです。

上記のレシピには骨だけを活用していますが、頭を使用した骨せんべいを作ることも出来ます。

少し触感は変わりますが、独特の味がするのでぜひ試してみてください。

半助豆腐

レシピ:半助豆腐鍋 | レシピサイトNadia (oceans-nadia.com)

うなぎの頭(半助)のお出汁をとった半助豆腐鍋です。

うなぎの頭は骨が固いですが、身はおいしいのでしゃぶって食べる形になります。

粉山椒等をかけて食べるとおいしいです。

兜焼き

レシピ:鰻の頭(半助)のかぶと焼きのタパス by Aranjuez5 【クックパッド】 

うなぎの頭を兜焼きにしたレシピです。

タレをつけて炭火焼にしたものをオリーブオイル漬けにして簡単に食べることができます。

シンプルなレシピですので、半助を始めて食べる方におすすめのレシピです。

うなぎの頭に関するみんなの意見

うなぎの頭は食べられる?まとめ

いかがでしたでしょうか?うなぎの頭には、身と同様に栄養が豊富に含まれており、食べることで健康に良い影響を与えることができます。

また、煮物や味噌汁など、様々な料理に活用することができます。

ただし、うなぎの頭は食べる部位の中でも硬い部位になりますので、適切な調理方法を選ぶことが重要です。うなぎを食べる際には、身だけでなく頭も一緒に味わってみてはいかがでしょうか?

コノハ
コノハ

うなぎを最後まで食べてみよう!

結論

・うなぎの頭(半助)は食べることができる

・カルシウムが豊富で骨や歯を丈夫にする

・タンパク質は代謝をアップさせる

・ビタミンB1・2は疲労回復や健康維持の効果も

・食べる際は骨が口内や喉に刺さらないように注意が必要

・うなぎの頭は出汁や兜焼きにしてもおいしく食べれる