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カゼインは体に悪い?
一体何に含まれているの?
プロテインとして有名なカゼイン。
果たして健康への影響や安全性はどのようなものなのでしょうか?
今回はカゼインのメリット・デメリットと、効能について解説していきます。
カゼインを摂って健康的な生活を送りましょう!
・カゼインは様々な乳製品に入っている
・プロテインとして満足感があり、栄養素を吸収できる
・摂りすぎは腸の炎症を起こすことも
・アレルギーに注意が必要
・効果的に摂るために就寝前の摂取がおすすめ
カゼインとは
カゼインとは「凝固するタンパク質」のことです。
牛乳から脂肪とホエイ を取り除いた残りの不溶性固形成分で、牛乳に含まれる乳タンパク質の80%を占めます。
この凝固する性質はチーズやヨーグルトなどにも用いられています。
カゼインは牛乳、スキムミルクのほか、ヨーグルト、チーズなどの乳製品に多く含まれています。
このほか、カゼインプロテインとして販売されているものもあります。
カゼインは体にいい?4つのメリット
カゼインは様々な乳製品に含まれますが、はたして体に良いと言えるのでしょうか?
カゼインのメリットを4つ紹介していきます。
カゼインは比較的ゆっくり吸収されるのが特徴の一つです。
摂取後に長時間にわたってアミノ酸濃度を維持できるため、体内のタンパク質の分解を持続的に抑制することにつながります。
そのため、ダイエット中や寝る前に最適なプロテインとなっています。
タンパク質のカゼインからできるカゼインホスホペプチドはカルシウムや鉄の吸収を促進します。
カルシウムや鉄などのミネラル類は食物繊維と結びつきやすい性質がありますが、その場合に吸収されにくいというデメリットがあります。
カゼインホスホペプチドが食物繊維の代わりに結びつくことで、吸収されやすくなるのでミネラルの吸収を促進します。
カゼインにはゆっくりと消化される性質があるため、満足感が高く、満腹感を継続することができます。
そのためおやつなどに摂取することで、ダイエット効果も期待できます。
ホエイプロテインはカゼインプロテインと異なり、吸収の速度が早いので筋トレ後の栄養補給に最適です。
ホエイとカゼインの二つを合わせることで、補完効果が生まれ、より効果的な栄養を摂取することが可能になります。
二つ合わせて摂取したいね
カゼインは体に悪い?3つのデメリット
ここまでカゼインのメリットを解説してきました。
一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
デメリットを3つ解説していきます。
カゼインを頻繁に摂取すると、腸内に未消化のものが多くなり、腸の炎症につながります。
下痢、便秘を引き起こすほか、腸に穴が空く事態に陥ることになるので、摂りすぎには注意が必要です。
何事も摂りすぎは良くないってことだね
カゼインが消化できずに、腸内に送り込まれると、炎症が起きます。
これが食物アレルギーなのですが、牛乳アレルギーの原因の多くは牛乳タンパク質の「カゼイン」が原因と言われています。
アレルギーは腹痛、蕁麻疹のほか、深刻な場合にはアナフィラキシー反応を引き起こすので注意が必要です。
カゼインなどのタンパク質を摂りすぎると、消化の過程で肝臓や腎臓に負担をかけるため、内臓疲弊を引き起こします。
適度な量なら問題ないですが、摂りすぎは炎症のほか内臓への負担につながるので気をつけましょう。
カゼインの効果的な摂り方
カゼインはそのゆっくりと吸収される性質から、就寝前に摂取するのがおすすめです。
長時間食事をしない夜であれば、長続きする性質も効果的ですので、ぜひ試してみてください!
カゼインはどこで手に入る?
カゼインを含むプロテインなどは、スーパー・コンビニ・ドラッグストアの他にAmazonや楽天などのネットショップでも手に入れることができます。
Amazonや楽天であれば在庫も気にならないから気軽に買うことができるね!
カゼインフリーとは
海外では、「カゼインフリー」の食品も生まれてきています。
実はカゼインから生じるペプチドが脳内の言語や聴覚を司る側頭葉に影響を与えるということが一部の研究で知られているためです。
発達障害の治療として「カゼインフリー」を推奨するところもあります。
海外のスーパーですと、大豆ヨーグルトやココナッツミルクで作ったチーズ、アーモンドミルクやライスミルクも大人気です。
参考:https://yozephonline.com/html/page5.html
カゼインに関するみんなの意見
カゼインは体に悪い?まとめ
今回はプロテインの代名詞であるカゼインは体に悪いのか?についてまとめました。
カルシウムや鉄の吸収を促進し、腹持ちが良い一方で、摂りすぎは腸の炎症を引き起こすことに注意したいです。
適度な量を心がけ、健康的な生活を送っていこう!
・カゼインは様々な乳製品に入っている
・プロテインとして満足感があり、栄養素を吸収できる
・摂りすぎは腸の炎症を起こすことも
・アレルギーに注意が必要
・効果的に摂るために就寝前の摂取がおすすめ
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。