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鳥軟骨は体に悪い?
ヘルシーなイメージだけど太りやすいの?
居酒屋で唐揚げがよく出てくるイメージの「鳥軟骨」。
カロリーが少なくてコラーゲンが豊富なイメージですが、果たして体にとって良いものなのでしょうか?
そこで今回は鳥軟骨の体への影響と安全性について解説します。
それでは見ていきましょう!
鳥軟骨の種類
鳥軟骨には2種類あり、三角形の形をした「やげん軟骨」と丸い「膝軟骨」があります。
やげん軟骨は特に焼き鳥屋の軟骨串で出てくるもので、膝軟骨は唐揚げとして盛られてくることが多いです。
鳥軟骨のカロリー
やげん軟骨のカロリーは54kcal/100g。
膝軟骨のカロリーは265kcal/100g。
やげん軟骨に比べて膝軟骨はコラーゲンが多いため、比較的カロリーは高くなります。
居酒屋の唐揚げで出てくる軟骨のカロリーはすごいね
鳥軟骨の栄養素・成分
鳥軟骨は和牛サーロインと同じくらいのタンパク質を含有しており、脂質や炭水化物がほとんどありません。
コラーゲン・ナイアシンが豊富で、パントテン酸・ナトリウム・ビタミンKが他の栄養素より比較的多く含まれています。
カルシウムは特に豊富で、100gあたり44gと非常な多量のカルシウムが含まれています。
鳥軟骨は体にいい?メリット4選
独特の食感がクセになる鳥軟骨ですが、果たして体にとって良いものなのでしょうか?
次に鳥軟骨のメリットを4つ解説します。
鳥軟骨に含まれているナイアシンはビタミンB群の一つです。
糖質や脂質を燃やしてエネルギーを作るときや二日酔いのアルコールを分解する時に働く酵素を助ける補酵素として働きます。
DNAの修復や合成、アルコールの代謝に関わる栄養素なので、二日酔いに効果的だと言われています。
ビタミンKは丈夫な骨作りに不可欠な栄養素で、骨に存在するオステオカルシンというタンパク質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨を形成するという作用があります。
ほかにも肌本来のバリア機能を高め、ダメージを受けた肌を修復する作用もあるので、肌に切り傷や擦り傷を負った時に頼りになります。
コラーゲンは飛騨に潤いや弾力を与える美容面で効果的です。
コラーゲンは肌以外にも、骨や皮、肉や血管など多様な場所で活躍する栄養素であり、関節痛などの緩和効果も期待できます。
鶏軟骨は硬い分、咀嚼する回数が増えるという効果もあります。
咀嚼は満腹中枢を刺激し、太るのを防ぐだけでなく、表情筋を鍛えたり、味覚を刺激して味がよくわかるようになるなどの効果があります。
鳥軟骨は体に悪い?デメリット3選
ここまで鶏軟骨のメリットについて解説しました。
では一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
次に鳥軟骨のデメリットを3つ解説します。
鳥軟骨の栄養素であるナイアシンを摂りすぎると、下痢や嘔吐を引き起こすほか血管拡張になり、皮膚のかゆみなどが起きる可能性があります。
これらは一時的なことが多いですが、過剰摂取が続くと病気の可能性が増えますので注意しましょう。
ビタミンB群は普通に生活していれば摂りすぎることはありません。
ですがサプリなどで摂りすぎると、手足の痺れや腎臓結石、感覚障害などを引き起こす危険性があります。
サプリを服用をやめればこれらの作用は治るので、サプリと鳥軟骨を並行して食べる場合には注意しましょう。
軟骨の唐揚げなどでコラーゲンと一緒に脂質をとっている場合には、太る原因にもなるので注意が必要です。
特に皮脂が増えることで肌にニキビができる可能性もあります。
コラーゲンは肌に嬉しい作用ですが、調理方法や同時に食べるものには注意したいです。
鳥軟骨の一日の摂取量は?
鳥軟骨を食べる際は、カロリーに注意して食べるようにしましょう。
特によくある膝軟骨の唐揚げはカロリーが多いので注意が必要です。
やげん軟骨を中心に食べるようにし、塩分のことを考えて1日100gほどを目安に食べるようにしましょう。
鳥軟骨のおすすめの食べ方
炒め物にすると揚げ物と比較してカロリーが抑えられるのでおすすめです。
塩や香草などを使って味付けをして、レモンをつけて食べると美味しく食べれます。
ハンバーグに入れるとジューシーな肉の味わいだけでなくコリコリとした食感も楽しめるのでおすすめです。
和風おろしなどとの相性が抜群なので試してみてください。
鳥軟骨に関するみんなの意見
鳥軟骨は体に悪い?まとめ
今回は鳥軟骨は体に悪いのか?についてまとめました。
カルシウムやビタミンKが豊富で、丈夫な骨を形成するのに役立つ栄養で溢れています。
一方で調理方法によっては太ったり、肌荒れの原因にもなるため注意が必要です。
適度な量を心がけ、健康的な生活を送りましょう!
・やげん軟骨のカロリーは54kcal/100g
・膝軟骨のカロリーは256kcal/100g
・カルシウムやビタミンKなどが豊富
・二日酔いを予防したり美肌効果も期待できる
・摂りすぎは下痢、嘔吐の原因にも
・調理方法によっては太ったり肌荒れを起こす
・1日100gを上限に食べるようにしよう
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。