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めざしは体に悪い?
不味かったりするの?
干物の一種である「めざし」。
魚なので健康的なイメージですが、実際はどうなのでしょうか?
そこで今回はめざしの栄養素と健康への影響を解説します。
体に良いものを食べて、健康的に過ごしましょう!
・めざしのカロリーは100gあたり257kcal
・骨や歯を強化するカルシウムがある
・DHAやEPAは記憶力を向上させる
・ビタミンB12は神経を正常に保つ
・食べ過ぎはミネラルの吸収を阻害することも
・DHAやEPAの副作用に注意
・1日4匹を目安に
めざしとは
めざしとは干物の一種です。
カタクチイワシやウルメンイワシなどのイワシ類を塩漬けした後、目から下顎へ竹串やワラを通したもので、通常そのままでなく焼いて食べます。
九州、特に大分、宮城県ではしばしば唐人干(とうじんぼし)と言われます。
めざしはどんな味?美味しい食べ方は?
めざしは苦味が強い魚ですが、調理方法によっては美味しく食べることもできます。
フライパンで焼くほかに、甘酢漬けやガーリック焼きなどにすることでいつもの食べ方と違う味を楽しむことができます。
他にも煮物にもできるよ!
めざしのカロリー
めざしのカロリーは100gあたり257kcal。
1尾あたり13gとすると、だいたい33kcalになります。
1尾のカロリーは低カロリーですが、小さくて何匹も食べると太る原因にもなるので注意したいですね。
めざしの栄養素・成分
めざしにはカルシウム他に様々な栄養素が含まれています。
魚の栄養素であるDHAやEPAのほかに、タンパク質を豊富に含んでおり、体の組織の生成に役立ちます。
ほかにもビタミン類も豊富で、ビタミンD、ビタミンB6、ビタミンB12のほかに、ナイアシン、カルシウム、マンガンなどが豊富です。
めざしは体にいい?メリット4選
魚の栄養素をたくさん含んでいるめざしですが、果たして体にとって良いものなのでしょうか?
次にめざしのメリットを4つ解説します。
カルシウムは骨や歯を強化する重要な物質で、骨粗しょう症予防に最適です。
カルシウムのごく一部はカルシウムイオンとして血液や筋肉、神経の中にあり、血液の凝固を促して出血を防止する効果もあります。
またカルシウムには脳の興奮を抑える働きとあるため、イライラ予防にも最適です。
DHAは「ドコサヘキサエン酸」といい、体内で生成できない不飽和脂肪酸の一つです。
体内の免疫組織の他に、脂肪の燃焼促進などに関わり、アレルギー疾患、高血圧、動脈硬化などに効果があります。
また、脳の神経細胞の情報伝達を素早くする効果があり、記憶力の向上や言語能力の向上などに効果が期待できます。
EPAは「エイコサペンタエン酸」といい、DHAと同じく不飽和脂肪酸の一種です。
体内の免疫機能の調整のほかに、血液の凝固を抑える働きがあるため、血栓症予防としても効果的です。
動脈硬化や高血圧予防に効果的のため、生活習慣病予防に役立つ成分として期待されています。
めざしに含まれるビタミンB12は、神経や血液細胞を健康的に保ち、遺伝物質であるDNAの生成を助けます。
末梢神経の回復や中枢神経の維持に効果的とされています。
また、これらの効果は睡眠障害の改善に効果的のため、積極的に摂りたい栄養素です。
めざしは体に悪い?デメリット3選
ここまでめざしのメリットを解説してきました。
では一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
次にめざしのデメリットを3つ解説します。
サプリなどを併用し、めざしのカルシウムもとりすぎることで高カルシウム血症になる可能性もあります。
高カルシウム血症はカルシウムが増えすぎることで尿にカルシウムが出ていくもので、尿路結石となる危険性があります。
ほかにも亜鉛や鉄などのミネラルの吸収を阻害されるので注意が必要です。
DHAやEPAは体に良い栄養素ですが、摂りすぎると体に悪影響を与えます。
副作用としてアトピーになる可能性が増えるほか、血液がサラサラになりすぎて傷からの出血が止まらなくなるなどの効果で知られています。
ほかにも心房細動のリスクも上昇するので注意が必要です。
ビタミンDを摂りすぎると、高カルシウム血症を引き起こします。
血管壁や腎臓、肺などにカルシウムが沈着し、腎機能障害や食欲不振、嘔吐などを引き起こすので注意が必要です。
めざしの1日の摂取量は?
めざしの1日の適切な摂取量は4匹までです。
カロリーやカルシウムの摂取量を考えると、食べ過ぎになると太る要因になると注意が必要です。
調理方法によってもカロリーは異なるので、塩分などにも注意しようね。
めざしに関するみんなの意見
めざしは体に悪い?まとめ
今回はめざしは体に悪いのか?について解説しました。
魚の栄養素であるDHAやEPAが豊富で記憶力の向上などに効果的な「めざし」。
一方で摂りすぎは、副作用にもつながり高カルシウム血症や心房細動のリスクも向上させます。
適度な量を心がけて、健康的な生活を送るようにしましょう!
・めざしのカロリーは100gあたり257kcal
・骨や歯を強化するカルシウムがある
・DHAやEPAは記憶力を向上させる
・ビタミンB12は神経を正常に保つ
・食べ過ぎはミネラルの吸収を阻害することも
・DHAやEPAの副作用に注意
・1日4匹を目安に
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。