記事内にプロモーションを含む場合があります。
桃は体に悪い?
糖質や栄養素が気になるけど実際どうなんだろう?
果物のなかでもやさしい味わいのある桃。
ビタミンCが豊富で、栄養があるイメージですが、実際体にどのような影響があるのでしょうか?
今回は、「桃」の栄養素と健康面への影響を解説します。
それでは、見ていきましょう!
・桃のカロリーは40kcal/100g
・ビタミンCによる美肌効果がある
・食物繊維は整腸効果も
・摂りすぎるとカロリー方や便秘の原因に
・1日1個を上限として食べよう
・ヨーグルトと組み合わせるとGood!
桃のカロリー
桃100gのカロリーは、40kcal。
桃一個分で大体210gなので、85kcalほどあることになります。
りんごやバナナと比較すると少ないですが、グレープフルーツなどの柑橘類と比べると比較的多い果物となります。
桃の成分・栄養素
桃の栄養素はカリウム、食物繊維のペクチン、クエン酸、カリウム、カテキンが含まれています。
桃の主成分はフルクトースと呼ばれる単糖類の1種で、甘味は砂糖の1.5倍と言われています。このフルクトースを含む果物は、白米やパンなどの炭水化物よりも、食後の血糖値の上昇が緩やかになるといわれています。
参考:くだものなどに含まれる果糖(フルクトース)と糖尿病の関係 | 名古屋糖尿病内科 アスクレピオス診療院
桃は体にいい?4つのメリット
ジューシーな果汁が魅力の桃は、果たして体にとっていいのでしょうか?
ここからは桃を食べることのメリットを4つ紹介します。
桃には抗酸化ビタミンの代名詞とも言われる「ビタミンC」が含まれています。
抗酸化とは、活性酸素から体を守ることで、活性酸素を除去することで老化の防止につながります。
また、メラニンの生成を抑えるのでシミ・しわの予防につながり、美肌効果も期待できます。
桃に含まれるカテキンはきゅうりとほぼ同等と言えます。
カリウムには過剰なナトリウム(塩分)を汗と尿として身体の外に排出する働きを担うので、むくみ解消にもつながるのです。
むくみやすい人にぴったりの果物だね
桃には水溶性食物繊維の一種であるペクチンが含まれます。
食物繊維を摂取することで血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの上昇を抑える効果が期待できます。
また、食物繊維は小腸で消化吸収されずに大腸にいく性質があるので、便通の改善などにも影響します。
桃に含まれる糖は体や脳のエネルギーとなります。
エネルギー補給として有効ですが、過剰に摂取すると肥満などの原因になってしまうので、摂取量には気を付けるようにしましょう。
このほかにもクエン酸は糖質やタンパク質をエネルギーとして燃焼させる効果があり、疲労回復などに期待できます。
桃は体に悪い?3つのデメリット
ここまで桃は体にいいとメリットを紹介してきましたが、デメリットはあるのでしょうか?
次に桃を摂取することのデメリットを紹介します。
桃に含まれる食物繊維は、摂りすぎることで便の量が増え、下痢や便秘を起こす原因にもなります。
腸を刺激することで腹痛を起こすこともあるので、過剰に取ることは控えるようにしましょう。
カリウムは大部分が尿によって排出されますが、腎不全などで腎機能が低下するとカリウムが排出されなくなり、高カリウム血症になります。
高カリウム決勝になると、四肢のしびれや心電図異常など重症化するリスクがあります。
ビタミンCを取りすぎることの重症なリスクはないですが、吐き気や下痢・胃痙攣や腹痛などの症状が報告されています。
これはビタミンの浸透圧に起因するものですが、これも摂りすぎた場合にはひどい痛みになるそうなので出来る限り控えめに取ることをお勧めします。
桃のデメリットを解消するためには?
桃をおいしく食べるには、1日最大1個までを上限に食べることをお勧めします。
桃に含まれるカリウムやビタミンCの過剰摂取になると、先ほど説明したデメリットが引き起こされてしまうためです。
加えてカロリー面で考えても、1個程度であれば太る要因にはならないので安心です。
桃のおいしい食べ方
桃と相性の良い食材は、「ヨーグルト」です。
ヨーグルトなどの乳酸菌に含まれるビフィズス菌は腸活に適した善玉菌で、腸内フローラのバランスを整えることで、整腸効果が期待できます。
同じく整腸効果のある桃と組み合わせることで、腸内環境の改善に役立ちます。
ヨーグルトと桃の組み合わせは簡単にできますし、とてもおいしいので試してみてください!
ダイエット中の桃の食べ方
ダイエットに最適な果物ではありますが、食べるタイミングには注意したいです。
桃を食べるのに最適なタイミングは「朝・昼」で、夜にカロリーを多く摂取すると、消費できずに脂肪として蓄えられてしまいます。
朝・昼に食べることでエネルギーを消費しやすくなるので、なるべく夜を控え、朝・昼に食べるようにしましょう。
桃は体に悪い?太る?まとめ
今回は桃の健康面への影響とダイエットの関係について解説しました。
桃はビタミンCも豊富で、食物繊維などによって整腸作用もありますが、摂りすぎると肌トラブルや便秘などの要因にもなります。
適度な量を心がけて、おやつやデザートに食べるようにしましょう。
・桃のカロリーは40kcal/100g
・ビタミンCによる美肌効果がある
・食物繊維は整腸効果も
・摂りすぎるとカロリー方や便秘の原因に
・1日1個を上限として食べよう
・ヨーグルトと組み合わせるとGood!
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。