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エビの殻は体に悪い?

食べるべき?食べないべき?
エビフライや唐揚げなどにするときに気になるエビの殻。
果たして食べるべきなのでしょうか?食べないべきなのでしょうか?
今回はエビの殻の安全性と健康への影響を解説します。

体に良いものを食べて健康的に過ごしましょう!
・エビの殻は食べることができる
・食物繊維の整腸効果
・カルシウムは歯や骨の形成を助ける
・タウリンは疲労回復効果も
・アスタキサンチンの抗酸化作用
・プリン体が多く痛風のリスクに
・アレルギー反応に注意
・カルシウムの摂りすぎは高カルシウム血症に
・1日100gを目安に食べよう
エビの殻は食べても大丈夫?
エビの殻は食べても問題ありません。
エビの尻尾に毒が言われることもありますが、実は食べても全く問題ありません。
昔は尻尾が袋状になっており、中に汚れた水分が入っていることが不衛生ということで毒と言われるようになりました。
きちんと調理すれば大丈夫で、桜エビなどは殻ごと食べているので他のエビも殻ごと食べても大丈夫です。
エビの殻のカロリー
エビの殻は食物繊維が豊富に含まれているため、ほとんどカロリーばありません。
そのため、食べて太るということはあまりないかと思います。

食べ過ぎは消化に悪いから気をつけようね
エビの殻の栄養素・成分
エビの殻には栄養素として動物性食物繊維キチン・キトサンのほかに、カルシウムやアスタキサンチン、タウリンなどが含まれています。

栄養がいっぱい入っているんだね!
エビの殻は体にいい?4つのメリット
唐揚げなどでよく出てくるエビの殻ですが、果たして体にとって良いものなのでしょうか?
次にエビの殻のメリットを4つ解説します。
エビの殻に含まれる動物性植物繊維であるキチン・キトサンにはコレステロールや有害物質を吸着し、体外に排出する効果があります。
悪玉コレステロールや総コレステロールを低下させる他に、食物繊維をとることで整腸効果も期待できます。
カルシウムは骨や歯の形成を助けます。
またごく一部はカルシウムイオンとして血液中にあり、血液の凝固を促して出血を予防する他、筋肉の興奮性を抑える働きがあります。
ほかにもカルシウムには脳の興奮を抑える効果があるので、イライラ防止にも最適です。
エビに含まれるタウリンには筋肉細胞のダメージや酸化ストレスを軽減する疲労回復効果があります。
コレステロールを下げる作用のほか、肝臓の解毒作用を強める効果があるので、アルコールの飲み過ぎや二日酔いなどにも効果的です。
エビの殻に含まれるアスタキサンチンには抗酸化作用があります。
抗酸化とは体内の活性酸素を取り除き、体を酸化から守る効果で老化やがん、生活習慣病予防に役立ちます。
そのパワーはなんとビタミンCの6000倍です。

肌に嬉しい効果が期待できるね。
エビの殻は体に悪い?3つのデメリット
ここまでエビの殻のメリットを解説してきました。
では一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
次にエビの殻のデメリットを3つ解説します。
エビには多くのプリン体が含まれており、エビの殻も例に漏れません。
プリン体は細胞の維持や増殖に必要な栄養素ではありますが、摂りすぎると痛風や高尿酸血症となります。

なんでも食べ過ぎには注意が必要だね。
エビアレルギーはアレルギーの中でも症状が重く、痒みのほかに蕁麻疹、呼吸器官を含めたアナフィラキシーショックが起こる可能性があります。
エビの殻にも症状が出る場合があるので、「エビの殻だから大丈夫」とは思わないようにしましょう。
エビの殻にはカルシウムが豊富に含まれており、カルシウムを摂りすぎることによって高カルシウム血症などを引き起こす危険性があります。
また、食物繊維も摂りすぎることによって、便秘や腹痛などを引き起こすので注意が必要です。
エビの1日の摂取量は?
エビに含まれているプリン体の量を考えると、1日100gを目安に摂取するのをお勧めします。

プリン体を摂りすぎると痛風などの危険性があるから注意だね!
エビを殻ごと食べるならどう料理する?
エビを殻ごと食べるのであれば、唐揚げがおすすめです。
唐揚げは脂質が多いですが、サクサクと殻をそのまま食べることができるので、栄養素を摂りたいときにぜひ料理してみてください。
殻ごと食べるのにおすすめなのがガーリックシュリンプです。
味が染み込みやすく、殻も美味しくいただけますし、手早く作れます。
エビの殻に関するみんなの意見
エビの殻は体に悪い?まとめ
今回はエビの殻は体に悪いのか?について解説しました。
食物繊維やカルシウムが豊富で栄養素満点なエビの殻。
しかし一方で摂りすぎるとプリン体が多くなり、痛風のリスクも増すので注意が必要です。

適度な量を心がけ、健康的な生活や送るようにしましょう!
・エビの殻は食べることができる
・食物繊維の整腸効果
・カルシウムは歯や骨の形成を助ける
・タウリンは疲労回復効果も
・アスタキサンチンの抗酸化作用
・プリン体が多く痛風のリスクに
・アレルギー反応に注意
・カルシウムの摂りすぎは高カルシウム血症に
・1日100gを目安に食べよう
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。