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「きな粉って体に悪いの?」
「糖尿病に影響はある?」
スイーツによく用いられるお粉であるきな粉。
きな粉の栄養価や健康面への影響はどのようなものなのでしょうか?
今回はきな粉の体への影響と効果的な食べ方を紹介します。
・きな粉のカロリーは大さじ31kcal
・タンパク質や食物繊維が嬉しい効果を
・摂りすぎはカロリー過多やバランスを崩す原因に
・効果的に食べるために牛乳やヨーグルトに混ぜてみよう
きな粉のカロリー
きな粉のカロリーは、100g当たり437kcal。
大さじ一杯で31kcalほどになります。
カロリーは比較的高めですので、ダイエットには少し不向きかもしれません。
糖質は100g当たり14.1g、食物繊維は16.9gとなっています。
きな粉の成分・栄養素
葉酸・ビタミンK・ビタミンB2・銅・マグネシウム・鉄・カリウムなどの栄養素が含まれています。
きな粉は、わらび餅・生八ッ橋といった和菓子の他、洋菓子のクッキー・プリンなど、幅広いレシピに用いられる食材です。
きなこ牛乳、豆乳、ヨーグルト等に混ぜるレシピも人気ですね。
きな粉は体にいい?4つのメリット
様々なレシピやスイーツに使われるきな粉ですが、果たして体にいいと言えるのでしょうか?
ここではきな粉のメリットを4つ紹介します。
きな粉には大豆タンパク質が含まれており、これはコレステロールの低下させ、動脈硬化を防ぐ働きがあります。
大豆タンパク質のアミノ酸は、良質なものとされており、ゆっくりと吸収されるため腹持ちの点でも優れています。
イソフラボンには女性ホルモンである「エストロゲン」と同じ働きをすることが期待されています。
コラーゲンを増やして肌のハリやツヤを保つ働きがあるほか、更年期障害にも良い影響を与えると言われています。
女性に嬉しい働きがいっぱいだね!
きな粉に含まれる食物繊維は、小腸で吸収・消化されずに大腸まで届くため、便秘の解消をはじめとする整腸作用があります。
大腸の環境を整えるだけでなく、腸内細菌の増加にも一役買います。
きな粉に含まれる食物繊維は、水溶性食物繊維も含まれており、その水溶性食物繊維には血糖値を下げる効用があります。
血糖値が高い方でも食べることができるので、デザートの1品にも最適です。
きな粉は体に悪い?3つのデメリット
ここまではきな粉のメリットを紹介してきました。
では、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
ここからはデメリットを3選紹介します。
きな粉に含まれている食物繊維ですが、摂りすぎると腸内のバランスが悪化し、下痢や便秘にもなると言われています。
摂りすぎは便の体積を増やし、便秘の原因にもなるのでほどほどにするようにしましょう。
きな粉はタンパク質が豊富でダイエットに向いていると思われがちですが、カロリーはそこまで低くはありません。
ですので、アイスなどのスイーツにかけすぎるとカロリー過多で太る要因にもなります。
女性に嬉しい要素であるイソフラボンですが、こちらも摂りすぎると女性ホルモンが過多になり、バランスが崩れてしまいます。
例えば、生理不順のほか、ニキビの原因、肌荒れが起こったりします。
女性に嬉しいことばかりではないのに注意が必要だね
きな粉の1日の摂取量は?
きな粉の取りすぎによるデメリットを解消するためにも、1日の摂取量には気を配りたいです。
きな粉の1日の摂取量は、1日大さじ1〜2杯の10gほどを取ることが推奨されています。
大体大さじ2杯で63kcalほどですので、おやつのカロリーとしてもちょうどいいですね。
きな粉の効果的な食べ方は?
きな粉にはカルシウムが190mg/100g含まれていますが、牛乳やヨーグルトに入れて食べることでより効率よくカルシウムを摂ることが可能です。
相性が良い食材ですので、おやつや朝ごはんなどにぜひ試してみてください!
きな粉は体に悪い?太る?まとめ
今回はきな粉は体に悪いのか?についてまとめました。
タンパク質や食物繊維が豊富で整腸効果が期待できるほかに、イソフラボンで肌のキメを整えたい方にぴったりの食材です。
一方で摂りすぎはカロリー過多で太る要因にもなります。
1日大さじ2杯までを心がけ、楽しいスイーツタイムにしたいですね。
・きな粉のカロリーは大さじ31kcal
・タンパク質や食物繊維が嬉しい効果を
・摂りすぎはカロリー過多やバランスを崩す原因に
・効果的に食べるために牛乳やヨーグルトに混ぜてみよう
参考資料
・厚生労働省
・e-Stat(政府統計総合窓口)
・消費者庁
・AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)
※正確な情報を提供するよう心がけておりますが、かならず「公式HPを確認の上購入する」よう、お願い申し上げます。