うどんは体に悪い？グルテンが消化に悪い？病気と健康効果を徹底解説

うどんは体に悪い？

グルテンが消化に悪いって本当？

香川県の名物で消化に優しいイメージのある「うどん」。

でんぷんが多くて少し健康に悪いイメージですが、実際はどうなのでしょうか？

今回はうどんの健康への影響と安全性について解説します。

コノハ

それでは見ていきましょう！

うどんとは

うどんは日本の麺の一種で、小麦粉を練って作られます。

細いものは冷麦や素麺と分けて称されますが、厳密な規定は存在しません。

太いものにきしめんなどもあります。

うどんの文化は蕎麦より古く、昔は祝い事の際に振る舞われ、「ハレ」の日の食物として広く食べられてきました。

うどんのカロリー

うどんは100gあたり79kcalです。

かけうどん1杯のカロリーが大体320kcalほどで、カロリー単体で見ると蕎麦より低くなっています。

ですが、糖質が多いので蕎麦より太りやすい性質を持っています。

うどんの栄養素・成分

うどんの材料は小麦粉、塩、水です。

材料を混ぜて作ると、小麦粉に含まれるタンパク質からグルテンが形成されます。

うどんにはタンパク質の異なる薄力粉、中力粉、強力粉が使われ、仕上がりのコシの強さで使い分けられます。

うどんは体にいい？メリット4選

消化が早く、健康にも良さそうなイメージのうどんですか、果たして体にとって良いものなのでしょうか？

次にうどんのメリットを4つ解説します。

消化が早くエネルギーチャージに最適

うどんは食物繊維が少なく、炭水化物がほとんどを占めています。

食欲繊維が多い食べ物は消化するのに時間がかかり、胃腸に負担がかかります。

そのため食物繊維が少ないうどんは胃腸への負担も少なくエネルギーチャージできるため、病気の時に食べる食事としても効果的です。

だしは高たんぱくで低脂肪

鰹節や煮干しなどの出汁の原料は製造過程でタンパク質が3〜4倍に凝縮され、出汁原料100gあたり70〜80gのタンパク質が含まれることになります。

タンパク質には食欲を抑えて、筋肉の元となる栄養素で満腹中枢を刺激することで知られているので、食べ過ぎ防止にもつながります。

モリブデンは貧血予防にも

うどんに含まれているミネラルであるモリブデンは、体が鉄を使うのに必要な栄養素で、貧血を防止する効果があります。

鉄の吸収を促進する効果もあるので同時に摂取することをお勧めします。

また、炭水化物と脂肪の代謝を助けており、全般的な健康を促進する効果でも知られています。

銅は骨や歯の形成を助ける

銅も同じくうどんに含まれるミネラルの一種で、赤血球の吸収を助け、体内の酵素の正常な働きと、骨や歯の形成を助ける効果もあります。

骨や血管壁を強化するコラーゲンやエラスチンの生成を助けます。

骨粗しょう症や動脈硬化や動脈瘤などを防ぐ効果が期待できます。

うどんは体に悪い？デメリット3選

ここまでうどんのメリットを紹介してきました。

では一方でデメリットにはどのようなものがあるでしょうか？

次にうどんのデメリットを3つ解説していきます。

グルテンは腸内環境から健康に悪影響

グルテンはうどんにもちもち感やコシを与える重要な要素ですが、粘り気のせいで消化しにくく、腸の粘膜に張り付いて腸内環境を悪化させる可能性もあります。

また悪影響の一つにセリアック病があり、グルテンを異物と判断することで腸内を攻撃し、腹痛や疲労、関節の痛みを引き起こします。

糖分が脂肪になりやすく太りやすい

うどんに含まれている糖質はエネルギーに変わる一方で、消化量を超えると脂肪に変わるという性質も持ちます。

そのため、うどんの食べ過ぎはカロリーや糖の摂りすぎとなり太る原因にもなります。

コノハ

なんでも食べ過ぎは良くないね

だしは高血圧の原因にも

だしにはタンパク質だけでなく塩分も含まれます。

うどんのだしまで飲むと塩分の量が増え、高血圧、動脈硬化などの症状が起こることがあります。

コノハ

高血圧のためにはだしは残した方がいいね

毎日うどんを食べるのは体に悪い？

うどんに含まれているカロリーは白米の⅔ほどなので高すぎるわけではありません。

一方で毎日食べるとタンパク質や食物繊維などが不足する可能性があります。

糖質の取りすぎはニキビや肌荒れの原因にもなるので、食べるにしても1日1食程度を上限中食べるようにしましょう。

うどんに関するみんなの意見

うどんは体に悪い？まとめ

今回はうどんは体に悪いのか？について解説しました。

消化が早くて銅やモリブデンは貧血や骨の形成に効果があります。

一方でグルテンは腸の衛生環境を悪化させる可能性もあるので、食べ過ぎには注意しましょう。

コノハ

適度な量を心がけて、健康的な食生活を送りましょう！